- 想像力を働かせ
相手の立場に立った
サポートを行う - ヒューマンケア事業部 東日本営業部所属
2016年入社
自宅から通える範囲で、医療・福祉分野の仕事を探していた際、就職情報サイトで竹虎を知り、説明会に参加しました。
学生時代に障がい児支援のボランティアサークルで活動していたこともあり、支援を必要とされている方を支援することがいかに大事であるか? 「支える」という役割について考えるようになり、そうした分野が自分に向いているのではないかと思いました。親族のなかに障がいをもつ人がいたため、私には障がいに対する偏見も抵抗感もなく、それが普通のことでした。そんな生まれ育った環境も、医療・福祉分野の道へ背中を押したといえるでしょう。
説明会のときに社内見学があり、社員の方たちの仕事風景を見ることができたのは、とてもよかったですね。アットホームな雰囲気が伝わり、自分がそこで働く姿をイメージすることができました。決め手となったのは、最終面接で社長と面談したときのこと。社長自身も学生時代に私と同じようなボランティア活動に参加されていたと聞き、通じるものを感じて、入社への思いを強く抱きました。
ヒューマンケア事業部の営業アシスタントとして、現在、私が担っている業務は大きく分けて2つあります。1つは、営業の方から依頼される仕事で、資料作成や見積書作成など日々の営業活動をサポートするものです。
単に頼まれたことを行うだけでなく、想像力を働かせて、相手の意向を汲み取った資料提出を心がけています。例えば、ある得意先におけるAという商品の実績を出して欲しいと言われたら、なぜこの仕事を依頼されたのかを考えます。きっとA商品の売上を伸ばしたいからに違いない。ならば、最近、A商品を採用した別の得意先はないかを調べ、その実績推移を一緒に提出します。そうすれば、商談する際、営業ツールとして使うことができるからです。実際、こうした資料提出を行ったことで、「後から自分でやろうと思っていた作業を代わりにやっておいてくれてありがとう」と喜んでいただけました。
「営業アシスタントだからといって、受け身な姿勢ではなく、営業と一緒になって売上を伸ばしていくという考えを常に持っていてほしい」。これは以前、ある営業の方から言われた言葉です。私のつくった資料を元に、営業の方が得意先に提案し、「おかげで採用になったよ。ありがとう」と言われれば、私もうれしい。自分も竹虎の一員と感じられますから。
もう1つの業務は、お客さまから依頼を受ける仕事で、受注業務と電話対応の2つがあります。前者は、販売代理店などからFAXで注文が入るので、それらをデータ入力し、物流部門に送ります。
後者は、個人のお客さまを中心としたフリーダイヤルのお問い合わせ窓口の対応です。商品の使い方に関する疑問から、「どこに行ったらこの商品が買えるのか」といった問い合わせ、クレームまで実にさまざま。顔が見えないだけに、丁寧に対応しているつもりでも、なかなかこちらの思いが伝わらないこともあります。そんなときは電話が終わるやいなや、「大丈夫?」と周りの先輩たちが声を掛けてくださり、「今の対応は悪くなかったよ。でも、こういうふうにしたら、お客さまのお怒りをもっと早く静められたのでは?」とのアドバイス。勉強になりますし、気持ちも落ち着きます。
一方で、お客さまからの電話に励まされることもあります。以前、室内用の歩行器について、長身の自分でも使えるかどうかを尋ねる電話がありました。その方は身長が180cm。歩行器の対応身長は175cmだったので、最寄りの販売代理店をご紹介し、そこで実際に試してもらい、問題なければ、ご購入をご検討くださいと案内しました。その際、「親身に話を聞いてくれてありがとう」とお礼の言葉をいただいた上、後日、購入したとのうれしいご報告も。こうした出来事が、仕事をする上で私の大きな原動力になっています。
まだやったことのない仕事や存在さえ知らない仕事がまだまだあります。それらをクリアにして、オールマイティーにできる人になりたいと思っています。新人の時から指導してくれている先輩がまさにそう。私なら1日かかるようなデータ抽出も、その先輩なら30分足らず。仕事の早さに驚いて教えを請うと、丁寧に教えてくださいます。そうした対応も含めて、その先輩は私の目標です。