- アットホームな社風の
100年企業で
社会人として歩み出す - メディカル事業部 第一営業部所属
2018年入社
入社のきっかけは合同説明会で、竹虎が医療業界において100年以上の歴史をもつと聞いたこと。大学の就活アドバイザーの方に「歴史が長いということは、会社が潰れていない。すなわち、信頼度が高いということであり、強みである」と助言され、興味を持ち始めました。歯科助手として働く母親に相談したところ、「竹虎を知っている」とのこと。勤務先の病院が竹虎と取引があるそうで、心が動きました。実際に竹虎製品を使っている人の言葉は大きいですね。長い歴史だけでなく、人の役に立っている仕事というところにも惹かれました。
さらに、背中を押したのは、地元で働きたいという思いです。就活中、いろんな方と話をするなかで、通勤時間は短いほうがいいとアドバイスされました。いずれ転勤になって遠方で働くことになったとしても、最初は実家から通える会社がいい。竹虎なら、本社が横浜市内。自宅からは電車で約10分という至近距離。次第に「この会社で働いてみたい」と思うようになり、入社を決意しました。
2018年4月、第一営業部に配属になり、社会人生活をスタートさせました。新人研修は、社会人としての必要な知識などを学ぶ座学を約1ヵ月、その後、実際の営業活動を間近で見るために1ヵ月ほど先輩たちに同行。そして6月から独り立ちしました。といっても、最初は上司の方に付いていただきながら、自分の担当エリアを回り、徐々に一人でやっていくという流れです。
私が担当するのは、横浜市内の5つの区。新人ということもあり、会社の近くを回らせてもらっています。移動はもっぱら社用車。免許は持っていましたが、最初の頃は慣れなくてドキドキ(笑)。毎週月曜日にその週の訪問予定を立て、上司の方にチェックしてもらうのですが、「回り方が行ったり来たりしているから、移動時間が無駄になってしまう。先にこちらを回ったほうがいいよ」など、いろいろとアドバイスをいただいています。
初めて一人で訪問したのは、新横浜にある横浜労災病院のSPD室(医療材料や医療消耗品など、病院内で使用するすべての物品を管理する業務部門)。進行中の案件について、お返事をいただくために伺いました。「何をどう話せばいいんだろう?」と緊張したのをよく覚えています。シミュレーションしても、その通りに相手の返事が返ってくるとは限りません。とにかく場数を踏んで、経験を重ねるのみです。
希望して就いた仕事ですが、やはり大変なこともあります。初めてお客さまからクレームの電話が入ったときは、どう対処したらいいのか慌ててしまいました。ガーゼの中にほこりが入っていたそうで、ひたすら謝ることしかできませんでした。上司や先輩に伝えると、「クレームには迅速に、真摯に対応するように。まずは代替品を早く持って行くこと」との指示。そして、「クレームにしても何にしても、わからないことがあったら、とにかく聞きなさい。報告・連絡・相談することが大切」と諭されました。私の場合、つい一人で抱え込んだり、聞くのを怠ってしまったりするので、「報告・連絡・相談」を習慣づけることが、目下の課題です。
もちろん、日々の仕事のなかでうれしいこともあります。自分からお客さまに声を掛けに行き、「ちょうど欲しかったところなんだよ」と感謝され受注につながると、自分が役に立っていると感じ、やりがいを覚えます。
まだまだ失敗も多いですが、上司や先輩たちにサポートしてもらいながら、仕事に取り組んでいます。勉強会などで教えてもらうほか、毎週月曜日の会議後、営業マン同士で行きつけのお店に飲みに行き、相談することもしばしば。「こういう席であまり仕事の話はするな」と言われていますが(笑)。アットホームな雰囲気で、頼れる人たちがいる環境に感謝しています。
まだまだ経験が浅く、商談においても細かいところまで聞けていない場合もあるので、取りこぼしのないように、きちんと詰めていけるようになるのが先決。経験を積み重ねながら、少しずつ成長していきたいと思っています。その上で、将来的にはビッグクライアントの担当や後進の指導といった、責任のある仕事を任せてもらえるようになりたいです。