トップメッセージ

竹虎ホールディングス株式会社
代表取締役社長 飯島 幹夫
竹虎ホールディングス株式会社
代表取締役社長 飯島 幹夫

人々の生活を豊かにして、社会に貢献したい

人々の生活を豊かにして、社会に貢献したい

1914年に医療衛生材料を扱う竹下虎五郎商店として誕生した竹虎は、医療分野をはじめ、福祉・健康分野にも着目し、安心・安全で使いやすい商品の開発と販売に取り組んできました。その根底にあるのは、「人々の生活を豊かにして、社会に貢献したい」という思いです。

日本社会は今後さらに高齢化が進むといわれています。後期高齢者が急増する2025年問題も間近に迫っており、竹虎が果たすべき役割はますます大きくなっていくことでしょう。

これまで専門性を高めてきたメディカルとヒューマンケアの2つの事業を大きな柱としつつ、双方の製品やノウハウを融合し、販売や新たな視点での商品開発に注力したり。医療と福祉のクロス事業展開を推進することで、それぞれの現場で抱える課題の解決に尽力したいと考えています。

また、医療・福祉・健康を支えるものづくりのメーカーとしてだけでなく、海外の優れた商品を調達する商社としての機能も担う一方、日本市場で高い評価をいただいている自社製品を海外に広めるビジネスもスタートさせています。すべては「人々の生活を豊かにしたい」という思いからであり、それが竹虎の企業理念でもあります。


看護・介護される側もする側も笑顔になるように

看護・介護される側もする側も笑顔になるように

創業100年を超えた2016年、竹虎は次世代を見据え、新たなスタートを切りました。組織再編を行い、竹虎として成すべき3つの信条を新たに掲げました。まず1つめは「お客様の満足」、次に「社員の満足」、そして「会社の満足」です。

「社員の満足」をあえて2つめに据えたのには理由があります。人生において仕事は大きなウエイトを占めるものです。費やす時間も膨大です。だからこそ、できるだけ楽しく、そしてやりがいの持てる仕事であって欲しい。社員自らが満足していなければ、会社は健全に機能せず、お客さまの満足にも結びつきません。

こう考えるのも、私自身が高校時代から障がい者支援のボランティア活動に打ち込んだ経験があるから。その延長線上に今があります。やりがいがあるからこそ、熱意を持って続けられるのではないでしょうか。

近年、ノーマライゼーションの浸透により、障がい者や高齢者の方たちの社会的認知は高まってきました。そうした状況のなか、竹虎では看護・介護される側だけでなく、する側にとっても役立つ商品を提供していきたいと考えています。現場でサポートする方たちが笑顔で働くことができれば、障がい者や高齢者の方たちも笑顔で過ごすことができるでしょう。

ぜひ私たちと一緒に熱意を持って取り組んでいける若い力を待っています。