- 介護とウェルネスの
クロス営業を通じて
会社の成長に貢献 - ヒューマンケア事業部 東日本営業部所属
2009年入社
学生時代、アメリカンフットボール部に所属していたため、整形外科にはよくお世話になりました。コンタクトスポーツですから、ねんざや骨折、腰痛はしょっちゅう。そこで竹虎製品を使ったこともあります。包帯やガーゼ、サポーターなど医療用品が身近だったこともあり、就活では自然と医療関係に興味を持つようになりました。
一方で、教職に就くという道も考えていました。実際、中学校の社会科教員の免許を取るため教育実習にも行きました。ただ、実習を通して感じたのは「教師よりもモノを売る仕事のほうが自分に向いているのではないか?」ということ。 2つの道を前に悩む私に、実習先の先生から言われたのは「たとえ教職に就くにしても、一度は民間企業で働いてみてもいいのでは」というアドバイス。この言葉が背中を押し、事業会社へ進むことを決めました。
竹虎を志望したのは、医療用品だけでなく福祉用具も扱っていたから。教員免許を取る際、2週間ほどデイサービスなどで現場を体験したこともあって、介護にも関心を抱くようになりました。医療と介護、双方に販売力を持つメーカーというところに成長性を感じ、数ある企業の中で竹虎を選びました。
入社以来、営業担当として、主に介護・福祉用具の販売に携わっています。担当エリアは千葉、茨城、栃木、新潟。リフトに関しては埼玉も入ります。北関東一帯となるだけに、いかに効率よく回るかがポイント。新潟は1カ月に1回の出張で赴き、その他の地域については、1週間のスパンで計画立てて得意先を回ります。
担当エリアが広いだけに、万一、商品トラブルが発生すると、とにかく迅速な対応を考えなくてはなりません。とくに、ご自宅でお使いのリフトが壊れてしまうと、介護を必要としている方にもそのご家族さまにも多大な迷惑をかけてしまいます。どうしても自分が駆けつけられないときは、販売店の方や同じ部署の仲間に対応してもらうことも。そんなとき竹虎のチーム力を実感します。困っていたら、お互い助け合う。とても心強いです。
トラブルが二度と起こらないように、なぜ起きたのか、すぐに直るものなのか、あるいは経年劣化によるものなのか、きちんと原因を見極め、製品開発の部署にフィードバックします。これも営業担当の大事な仕事。エンドユーザーに一番近い立場にいるので、その窓口の役割も担っています。すべてはより良い商品を提供していくためです。
2018年4月から介護用品のほか、ウェルネス関連の商品も手掛けるようになりました。営業先もホームセンターやドラッグストアなどの量販店と、ネットやラジオ、カタログなどの通販会社が加わりました。
超高齢化社会が到来し、健康寿命の延伸が問われる昨今、健康用品へのニーズはますます高まっています。竹虎でも新たな販売ルートを確立し、メディカル、ヒューマンケア、ウェルネスの垣根を超えた営業活動が求められており、今まさに力を注いでいるところ。その勢いに乗って、私もやってみたい! そう考えて、ウェルネスの営業活動にトライしました。
これには友人たちの影響があります。実は、今でもアメリカンフットボールのプライベートリーグでプレイをしているのですが、そこに集まるメンバーは多彩な顔ぶれ。電機関係もいれば、自動車もいるし、業界はさまざま。そうした人たちの話を聞いているうちに、介護業界に留まらず、もっといろんな知識を得たいと思うようになったのです。
入社10年目を間近に控えてのチャレンジは試行錯誤の日々でもありますが、新たなステージへ進んでいるという手応えもあります。これまでの知識をベースに、自分自身もスキルアップしながら、会社の成長に貢献していきたいと考えています。
ヒューマンケアとウェルネスでは営業活動が大きく異なります。とくに通販では、業界特有の専門用語や知識も必要。さらに、提案してから決定までのスパンが長く、先を読んでの提案がものを言います。とにかく今は勉強あるのみ。いずれは、担当エリアの広さと販売ルートの多彩さを強みに、それらを掛け合わせて、どんな業界でも通じる営業マンになりたいです。